感孚風動 (KAN PU FUU DOU )
~ 関わる人の心を感化する活動 ~
東大和青年会議所
最新情報
2026年度 理事長所信

第40代理事長 髙木健太
感孚風動 (KAN PU FUU DOU )
~ 関わる人の心を感化する活動 ~
■はじめに
東大和の地に青年会議所を立ち上げるという大きな志を掲げ、地域の未来を信じて行動された先輩諸兄の情熱と覚悟は、40年間色褪せずに現在まで受け継がれてまいりました。時に困難に直面しながらも、地域のため、次世代のために汗を流し、知恵を絞り、仲間とともに乗り越え受け継がれてきた東大和青年会議所の「志」は、今を生きる私たちの道標であり、誇りであり、原点であります。創設40周年という節目にあたり、改めて先輩諸兄の皆様に心より感謝申し上げるとともに、創設から半世紀を迎える10年後の未来へ向けて、より一層力強く歩みを進めてまいります。
■同世代の仲間と共に成長できる限られた時間
私は2023年1月、今から3年前に東大和青年会議所に入会しました。34歳で入会した私が青年会議所で活動できる期間は6年間。やるからには意味のあるものにしたいと思い、3年後に迎える40周年の節目に理事長を務めるという目標を立てました。1年目は団体を知ることに注力しました。アカデミー研修委員会に出向することで、東大和以外の地域で活動するメンバーと知り合い、東京ブロック、関東地区、日本JCの存在を知ることができました。2年目に専務理事として東大和青年会議所の運営全般を担わせていただきました。慣れないながらもメンバーへ情報発信し、会議の設営や収支管理といった「裏方」の職務に従事することで、自分が青年会議所のメンバーを支えているという責任感が芽生えました。
昨年、委員長として仲間と協力し一つの事業を構築することで、うまくいかないことも含め充実した時間であることを心から実感しました。考え方の違いからぶつかることもありましたが、遠慮せず想ったことを言い合い、同じ時間を共有したことで築けた信頼関係があると感じています。
40歳までという年齢制限と、単年度で役割が変わる独自の仕組みは、一つの企業に属しているだけでは経験することのできない、貴重な機会を短期間で与えてくれる優れた設定だと私は思います。
大切なのは在籍期間の長短ではなく、在籍している間に「今しかできないこと」とどれだけ向き合えるか。本年の周年事業は多くのメンバーにとって1度しか経験できない大きな節目です。この機会がひとり一人のJC活動に火をつける起爆剤となるよう、理事長として全力を注ぎます。
『感孚風動(かんぷふうどう)』とは「風が草木をなびかせるように、感動によって人の心を感化させること」を意味します。この1年間、私を含めた東大和青年会議所のメンバーひとり一人が、自分にできることの一歩先を目指し、挑戦することで、関わった人の心を感化していく。そんな姿を思い浮かべ、この言葉をスローガンに掲げます。
■人にしかない感性を磨く
テクノロジーの進化により、私たちの暮らしはかつてないほど効率的になりました。AIが文章を作りロボットが作業を代行し、情報は瞬時に届きます。効率化に伴い働く時間が短縮された今、更なる発展に向けて鍵となるのが「時間の使い方」です。機械でもできることは機械に任せ、人は人にしかない感性を磨く。その感性を育む基盤となるのが「家庭」であり、「職場」であり、「地域」だと私は思います。
人によって時間を使う対象が異なるのは当たり前です。一人の時間を大切にする人もいれば、誰かと一緒に過ごす時間を大切にする人もいる。ただ、一人の時間を大切にする人も、そこで感じたことや身につけたものは、どこかで必ず誰かと共有しているはずです。自分の成長や誰かの成長に喜びを感じ、共感することで心を豊かにする。そんな「感動の機会」を創り出すことが、私たち青年会議所の使命です。
「世の中を良くしたい」と考えたとき、世界の中に国があり、国の中に地域があり、地域の中に職場や家庭があります。いきなり国を良くすることはできなくても、家庭や職場、それらを取り巻く「地域」
は、自ら行動を起こすことで影響を与えることができます。一人ではできなくても青年会議所ならできること、一団体ではできなくても地域諸団体・行政・企業と連携すればできることはきっとあります。
「人前で堂々と話せるようになりたい」「リーダーシップやコミュニケーション能力を磨きたい」といった、自己成長の機会を求める方、「誰かの役に立ちたい」「困っている人を助けたい」という直接的な社会貢献の機会を求める方については、40歳までの限られた時間を、東大和青年会議所の仲間として一緒に過ごさせていただきたい。同世代でしか理解できない悩みや理想をメンバーで共有し、事業を通じて地域(社会)に発信していきたいと思います。
■「言葉にならないもの」を伝える、芸術と音楽の祭典
芸術や音楽は、言葉や世代を超えて人の心に響く力を持っています。私たちはこの普遍的な力を活かし、誰もが心を動かされる祭典を創りたい。子どもから年配の方まで、この街で暮らす人々が感動を分かち合い、参加した人の価値観が変わる瞬間を肌で感じられる周年事業を目指します。
2024年4月、東京街道団地地区に「東大和リビングテラス」という施設がオープンしました。ここは単なる商業施設ではなく、訪れた人と人が出会い・学び・生きるヒントが得られる憩いの場です。
「夏休み木工チャレンジ(8月)」・「東大和ビールフェスト(10月)」といった地域団体が運営するイベントを通じて少しずつ認知度が高まっていますが、まだまだ周知が行き届いていない現状です。
偶然の出会いにこそ価値があり、人と人が繋がることで街が発展するという、この施設のコンセプトに則り、2026年10月18日(日)、東大和リビングテラスで芸術と音楽の祭典を開催します。ここで生まれた偶然の出会いが、また次の出会いへとつながり、訪れた人に感動を与える事業を構築してまいります。
■スポーツの力で地域の子どもたちの「心」を育てる
昨年より、スポーツを通じて地域を活性化する動きが盛り上がりを見せています。社会人サッカーリーグ東京4部に新規参入した「無双.A.ゴスホーク」が1年で3部に昇格を決めました。また、東大和市が東京ベルディと連携協定を結び、東大和市商工会がアイスホッケーの東京ワイルズとパートナーシップ連携協定を締結しています。東大和南高校野球部は、惜しくも甲子園で準優勝した日大三高に敗れましたが、多くの人に希望と感動を与えてくれました。
「絶対」のない勝負の世界で奮闘する選手の姿は、結果以上に見る人に勇気や感動を与えてくれます。大人も子どもも一緒になって応援し、そこで得た感動がそれぞれの場で活躍するエネルギーとなる。そんな好循環がこの街に定着するよう、私たち青年会議所は、恒例行事である「わんぱく相撲」を通じてスポーツの魅力を発信してまいります。毎年開催される継続事業であるからこそ、子どもたちに「勝敗よりも挑戦することの大切さを経験してもらう」「小さな成功体験を積んでもらう」という、重要な役割を担っていることを改めて認識し、より良い事業を目指します。
スポーツが大きな感動を生み出す理由の一つに「観客」の力があります。子どもたちの挑戦を見守る大人の姿もまた、地域の温かさと連帯感を感じさせ、感動を深めます。例年は出場する子どもの家族を中心に観客が集まりますが、本年度はより多くの皆様に足を運んでいただけるよう、情報発信にも力を入れてまいります。
■結びに
10年後、東大和はどんな街になっているでしょうか。私たちが今、汗を流し、知恵を絞り、心を動かす活動の一つひとつは、未来の東大和に「人が育ち、関わり、挑戦できる土壌」をつくることにつながっています。それは、単なるイベントの成功ではなく、地域の価値観や文化を育てる営みです。芸術や音楽、スポーツ、そして人と人との偶然の出会いが重なり合い、世代を超えて感動を共有できる街。誰かが挑戦する姿を地域全体で応援し、誰もが「自分の居場所」を感じられる街。私たちが目指す未来は、そんな「全員活躍型」のコミュニティです。
出来ないことよりも出来ることに目を向け、出来ることを誰かのために活かせる社会。それは企業や団体、行政という垣根も超えて、それぞれの長所を持ちより築いていくものだと思います。理想の未来に近づくために、東大和青年会議所は『感孚風動』を実践してまいります。
基本方針
- 東大和の未来のために、共に運動する仲間の発掘
- 会員ひとり一人が自己啓発に励む
- 会議は「情報の受け取り」ではなく「価値の共創」の場とする
- 関わる人への感謝と尊敬の念を忘れない
事業方針
- 心を動かす体験を通じて、地域に新たな価値と活力を生み出す事業を推進する
- 実践的な活動を通じて、次世代が自分の価値を実感できる場を創出する
- 計画的かつ効果的な広報活動を実施する
- 市民・行政・企業・教育機関と連携し、地域課題に向き合いながら未来志向の運動を展開する
- 事業を通じて挑戦を讃え合う風土を育み、個人と組織の成長を両立させる
重点課題
- 会員拡大
- 青年会議所運動に対する会員の知識向上
- 周囲に影響を与えるリーダシップの醸成
事業支出の方針
- 予算総額の20%を超えるもの又は1件で5万円以上となる支出は予算審議時に見積書の提出を求める
- 同業他社が存在する業務発注については、原則として相見積書を求める
- 正会員が所属する会社・団体への多額の業務発注を行うことは認めない
- 事業実施に置いて原則市内企業への業務発注を行うことを推進する
- 予備費は原則5%程度とし、一定の増減は理由により許容する
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