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2010年度理事長

東大和青年会議所2010年度理事長:小林知久

第24代理事長
小林知久
2010年度スローガン
Now or never.
~ピンチはチャンスだ~

 

理事長所信

当たり前が変わる時代

日本社会の根本が今までになく変わろうとしています。携帯電話の出現など表層的な変化は今までもありましたが、国や社会の意思決定システムが変わる可能性は明治維新以来初なのではないでしょうか。

こういう社会においては、今まで以上に、第三者に頼らない自立した思考が求められます。普段から偏見なく様々な意見や価値観に触れ、自らの思考を研鑽しておき、柔軟さと信念をあわせもった判断基準を自らの内側に作っておく。そして一旦作っても絶えず確認し見直し改善していく。こういった作業が必須のものとなります。左右を見回して正しそうな方に従う習慣や、頑なに意見を聴かない頑固さではやっていけない。商売や経営の上では当たり前のことが、個人の日常生活でも求められますし、社会全体にも求められます。そして当然、青年会議所にも求められます。

地域コミュニティーの衰退は止めなくてはいけない

日本の地域行政の大きな課題として、コミュニティーの衰退をどうすべきか、というものがあります。ゴミ集積所の管理、地域イベントの運営、通学路での犯罪未然防止、住民意見のとりまとめ、独居高齢者の安否確認、学校の放課後クラスの運営などなど。現在、コミュニティーに依存しているこういった様々な機能が、このままいくと機能不全になります。今後、全てを行政が税金でカバーしたら、相当な増税が必要となります。かといってこの苦しい時代に、簡単に増税もできないうえに、行政がコミュニティーの機能をすべて行うことは非効率ですし限界があります。やはり、コミュニティーを維持発展させていくことが、より良い街に、皆の幸せに繋がるのではないでしょうか。 

青年会議所は“好き地域人”のゆりかご

青年会議所が社会的に意義のある団体であるために、会員それぞれが将来コミュニティーの担い手として成長する、揺りかごとしての機能を強く意識する必要があります。先輩や地域の様々な人と交流し知恵を学ぶ。責任ある運営を心掛けながらも、遊び心を失わず実験的なことにチャレンジする。各種の事業を自由に行い、実地の経験を積む。誰にも迷惑をかけない自らの資源を使い、その後の人生において地域で活躍する下地をつくるのが、青年会議所の目標だと考えます。仕事に活かすのも一つの手ではありますが、それだけではあまりにもったいない。日本社会を地域からガッチリ支え、時には地べたから国全体に発信する動力となる。そんな誇りを持ちつつ地場に生きる“好き地域人”たることを一緒に目指しましょう。

民主主義の原点を意識する

“好き地域人”となるために学ぶべき最も大事な要素はすでに青年会議所に用意されています。 それは民主的な運営です。みんなで考えてルールをつくり、そのルールに則り物事を決める。決定するまでは自由に意見を言い合い、決定したらたとえ不満でも全体のために協力する。責任あるものは、義務としての説明と報告を行う。金持ちであろうと、ルックスがよかろうと、1票しかもたず、普段は社長でもヒラでも、ここで使える力は説得力のみ。こういった運営は思ったほど世の中でも実現できていません。青年会議所でも完全とは言えませんが、皆で意識をもって取り組み、民主主義を体現した組織運営を身につけていきましょう。権威・資力・腕力等により統治するのではない民主的な運営に、若者が真面目に取り組むことが青年会議所の強みとなります。

自由闊達に議論し、自立した考えのできる街へ

そしてこの民主的運営のエッセンスを外でも発揮していくことが、地域コミュニティーを支えることにつながります。自由闊達で、皆の知恵を引き出し取り入れながら、なるべく多くの人が納得する形に最後はまとめ上げる。そういった運営への理解者が増えることで、新しいアイデアも産まれやすくなり、先人の知恵も活きてきます。地域にある資源はそう多くはありません。そこに生きる人が皆知恵を出し合い、偏見なくいいものはいいとハッキリ言えて、皆が一致結束して街をよりよくするために前向きに努力しなくては、より良い街にしていくのは難しい。青年会議所は自由に議論し自立した思考をする空気を街に広げる源になって欲しい。そうすればこの当たり前が変わる社会を、軽やかに乗りきる成熟した街に東大和はなれると思います。困難な時代だからこそ、原点をみつめ新しい地平を切り拓くことが可能になるという側面もあります。その意味で、社会が変容し価値観が揺らぐこの時代こそ、より好きものを創造する千載一遇のチャンスです。より素晴らしい地域、そしてより楽しめる日本への第一歩を、今、踏み出しましょう。

地元で先々まで笑いあえる仲間を増やそう

かつては多数を数えた東大和青年会議所の会員数も、今年は14名でのスタートとなります。第三者から頼ってもらえる運営を維持するには、もう最低限の人数です。このままでは先輩方から受け継いだこの東大和青年会議所を、今いる会員の手で潰すことになります。
ですが、私は東大和青年会議所を潰したくはありません。2006年に20周年実行委員長の任にあたり、私自身、自らの世界が驚くほど広がる貴重な経験をさせて頂きました。以来、こういった貴重な経験の場を引き継ぐ責務があると常々思っておりました。そして今年、皆さんからの信任を頂き、理事長として運営の音頭をとらせて頂くことになりました。私はその巡り合わせと、皆さんのご期待に心より感謝いたします。私自身、責務を果たすためにできるだけのことをします。会員の皆さんも、不便さや変化への不安を、ほんの少し我慢してください。青年会議所でいう『積極的変化の創造』とは、まさに今の東大和のためにあります。積極的で前向きな変化を遂げ、生涯笑い合えるたくさんの仲間をつくるために頑張っていきましょう。

 

—- 運営方針—-

  • スローガン

Now or never. ~ ピンチはチャンスだ ~

  • 基本方針

○本年度の会員拡大がなければ、25周年で解散という危機意識を共有し
 最大限の会員勧誘努力を行う。
○会員拡大のために、LOM・委員会運営を効率化し、正会員のパワーを拡大活動に集中する。
○西武ライオンズとの関係を継続させる事業を行い、11年度へつなげる。

  • 重点課題

○すべてを会員拡大へ
 ・正副理事長及び専務理事による、拡大対象者への勧誘・連絡の徹底
 ・正副委員長による、拡大対象者への事業連絡の徹底
 ・全正会員による、拡大対象者とのコミュニケーションの徹底
 ・拡大対象者を考慮した委員会・事業運営の徹底
 ・全会員よりの拡大対象者情報の収集と、過去の情報の再点検

○ノウハウの継承
 ・理事会と委員会を同日同場所にて開催し、共有する
 ・計画・予算の策定方法の再確認と徹底
 ・他団体とのコミュニケーション能力の向上
 ・事業書類の作成目的の統一と共有

○組織の効率化
 ・事務局の必要性の検討と予算の総点検
 ・定款・諸規定の人数に応じた内容への改定
 ・委員会の効率的運営の徹底

  • 事業支出の方針

 ・1件で5万円以上または事業費総額の20%超となる支出は
  予算審議時に見積書の提出を求める。
 ・同業他社が存在する業務発注については、相見積書を求める
 ・正会員が所属する会社/団体へ多額の業務発注を行うことは認めない
 ・予備費は原則5%程度とし、一定の増減は理由により許容する